WordPressでウェブサイトを運営するなら、「サイトマップ」は必要?
最初はちょっと迷いますよね。
でも結論から言うと──
はい!サイトマップは必要なんです!
難しい、よくわからないという方は、代行サービスを効率的に活用して導入してみましょう!
この記事では、サイトマップの重要性についてわかりやすくまとめました。
サイトマップとは・・・?
検索エンジンがサイトの構造を理解し、コンテンツを効率よくインデックス化する手助けをするツールです。
特にSEO(検索エンジン最適化)を意識するなら、サイトマップの作成と登録は避けて通れないステップと言えるでしょう!
この記事では、WordPressにおけるサイトマップの必要性から、具体的な作成方法、検索エンジンへの登録手順、そして管理のコツまで詳しく解説します。
初心者でも実践できるように、手順をよりわかりやすく説明しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
1.なぜサイトマップが必要なの?WordPressの役割
ホームページを公開したら、なるべく早く検索結果に反映されたいですよね。
でも、サイトを作っただけでは、検索エンジン(Googleなど)はその存在にすぐ気づいてくれません。
そこで活躍するのが「サイトマップ」です!
主にXML形式で作成され、検索エンジンにサイトのURLや更新情報などを伝える役割を持ちます。
カンタンにイメージすると、サイトマップは「サイトの地図」のようなものです。
検索エンジンが迷わずサイト内を探索できるようにガイドします。
WordPressにおけるサイトマップの役割
WordPressサイトにおいて、サイトマップは以下の3つの重要な役割を果たします。
① SEOの強化
サイトマップがあると、検索エンジンが新しいページや更新されたページを素早く見つけ、インデックス化する速度が上がります。
特にブログやニュースサイトのように頻繁に更新がある場合、SEO効果を最大化する助けになります。 |
② サイト構造の整理
サイトマップは、サイト内のページの優先順位や関係性を検索エンジンに伝えます。これにより、重要なページが適切に評価されやすくなります。 |
③ クロールの効率化
検索エンジンは限られたリソースでサイトをクロール(巡回)します。サイトマップがあれば、無駄なクロールを減らし、重要なページに集中してリソースを割り当てることができます。 |
たとえば、新しいWordPressサイトを立ち上げたばかりの場合、サイトマップがなければ検索エンジンがすべてのページを見つけるのに時間がかかる可能性があります。
サイトマップがあれば、そのプロセスが大幅に短縮されるのです。
2.サイトマップの種類とその重要性
サイトマップには大きく分けて2つの種類があります。
それぞれの特徴と重要性を理解することで、WordPressサイトに最適な選択ができます。
① XMLサイトマップ
◆ 特徴・・・検索エンジン向けに設計されたもので、XML形式で記述されます。サイト内のURLリストに加え、更新日や更新頻度、優先度などの情報が含まれます。 |
◆ 重要性・・・ GoogleやBingなどの検索エンジンがサイトを効率よくクロールし、インデックス化するのに必要です。特にSEOを重視する場合、XMLサイトマップは必須と言えます。 |
◆WordPressでの利用・・・ プラグインを使えば簡単に生成でき、後述する手順で作成可能です。 |
② HTMLサイトマップ
◆特徴・・・ サイト訪問者向けに作られ、通常はサイトのフッターや専用ページに設置されます。人間が読むことを前提に、サイトの全ページをリストアップします。 |
◆重要性・・・ユーザーがサイト内を簡単に移動できるようにし、ユーザーエクスペリエンスを向上させます。大規模なサイトでは特に便利です。 |
◆SEOへの間接効果・・・ユーザーが長くサイトに滞在し、複数のページを閲覧することでSEO評価が上がる可能性があります。 |
③どちらを選ぶべきか?
◆小規模サイト・・・ XMLサイトマップだけで十分。検索エンジンにサイトを認知させることが最優先です。 |
◆大規模サイト・・・ XMLサイトマップに加え、HTMLサイトマップも作成すると、ユーザーと検索エンジンの両方にメリットがあります。 |
WordPressでは、最低限XMLサイトマップを作成し、必要に応じてHTMLサイトマップを追加するのが現実的です。
それでは、SEOに直結するXMLサイトマップを中心にみていきましょう!
3.WordPressでサイトマップを作成する方法
WordPressでサイトマップを作るには、「プラグインを使う方法」と「手動で作る方法」があります。
初心者にはプラグインがおすすめですが、両方の方法を紹介します。
プラグインを使った簡単な方法
WordPressの魅力は、プラグインで機能を簡単に追加できる点です。以下に、代表的なプラグインを2つ挙げて手順を説明します。
「Yoast SEO」でサイトマップを作成
Yoast SEOは、SEO対策全般をカバーする人気プラグインで、サイトマップ生成機能も備えています。
1. WordPress管理画面で「プラグイン」→「新規追加」をクリック
2. 検索欄に「Yoast SEO」と入力し、インストール後「有効化」を選択
3. 管理画面の「SEO」→「一般」→「機能」タブに進む
4. 「XMLサイトマップ」を「オン」に切り替え、「保存」をクリック 5. サイトマップのURL(例: `https://あなたのサイトURL/sitemap.xml`)が表示されるので確認
「 Google XML Sitemaps」で作成
サイトマップ生成に特化した軽量なプラグインです。
1. 「プラグイン」→「新規追加」から「Google XML Sitemaps」を検索
2. インストールして「有効化」
3. 管理画面の「設定」→「XML-Sitemap」に移動
4. デフォルト設定のままでもOK。必要ならカスタマイズ可能
5. サイトマップは`https://あなたのサイトURL/sitemap.xml`で確認可能
手動でサイトマップを作成する場合
プラグインを使わず自分でXMLファイルを作ることもできますが、少し技術が必要です。
【手順】
1. テキストエディタでXMLファイルを作成 ≪一例≫
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">
<url>
<loc>https://あなたのサイトURL/</loc>
<lastmod>2023-10-01</lastmod>
<changefreq>monthly</changefreq>
<priority>1.0</priority>
</url>
</urlset>
2. サイトの全URLをリストアップし、必要に応じてタグを追加
3. FTPソフトを使ってサイトのルートディレクトリにアップロード
※注意・・・ 手動作成はミスが起こりやすく、サイト更新のたびに手動で修正が必要なので、初心者には向きません。 |
おすすめは?
プラグインを使うのが断然簡単で効率的です!特に「Yoast SEO」はSEO対策も兼ねられるので一石二鳥ですよ。迷われてる場合は「Yoast SEO」をオススメします!
4. サイトマップを検索エンジンに登録する方法
サイトマップを作ったら、検索エンジンに登録して効果を発揮させましょう。
ここでは、GoogleとBingへの登録方法を説明します。
Google Search Consoleでの登録
Google Search Console(GSC)は、サイトのSEO管理に欠かせない無料ツールです。
【手順】
1. [Google Search Console]にアクセスし、Googleアカウントでログイン
2. 「プロパティを追加」をクリックし、サイトURLを入力
3. 所有権確認(HTMLタグ追加やDNS設定など)を行う
4. 左メニューの「サイトマップ」を選択
5. 「新しいサイトマップの追加」に`sitemap.xml`を入力し「送信」
6. 「成功しました」と表示されれば完了
Bing Webmaster Toolsでの登録
Bing(Microsoftの検索エンジンBingに対するウェブサイト管理ツール)にもサイトマップを登録しておくと、さらに多くのユーザーにリーチできます。
【手順】
1. [Bing Webmaster Tools](https://www.bing.com/webmasters)にアクセスし、Microsoftアカウントでログイン。
2. 「サイトを追加」でURLを入力
3. 所有権確認を済ませる
4. 左メニューの「サイトマップ」を選び、`sitemap.xml`を入力して「送信」
5. 成功メッセージが表示されればOK
☑ 効果の確認・・・登録後、数日から数週間でインデックス化が進むので、GSCの「インデックス作成状況」をチェック。
☑ エラー対応・・・送信したサイトマップに問題があれば、GSCやBingツールで通知されるので修正してください。
これで、検索エンジンがあなたのサイトを効率よく見つけてくれる準備が整いました!
5. サイトマップの管理と更新のオススメ方法
サイトマップは作って終わりではなく、定期的な管理が必要です。
サイトの成長に合わせて適切に更新することで、SEO効果を持続させましょう。
定期的な更新の重要性
・新しいページの追加・・・記事やページを追加したら、サイトマップに反映させる。プラグインなら自動更新が多いですが、念のため確認を。 ・削除したページの対応・・・不要なページを削除した場合は、サイトマップからも除外して404エラーを防ぐ。 |
エラーのチェックと修正
・Google Search Consoleを活用・・・「サイトマップ」セクションでエラー(無効なURLなど)を確認し、修正する。 ・リンク切れの監視・・・サイトマップ内のURLが404エラーを返していないか定期的に点検する。 |
カスタマイズのコツ
① WordPressでのやり方
プラグイン「Yoast SEO」なら自動である程度は設定されますが、細かく変えたいときはコチラ!
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例えばトップページを1.0、人気記事を0.8、古い記事を0.6にしたよ。これで検索エンジンが大事なページを先にチェックしてくれます。
② 更新頻度:ページの新鮮さを伝える
更新頻度(<changefreq>)は、ページがどれくらい変わるかを検索エンジンに教える設定。
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ブログ記事:毎日・毎週更新するなら「daily」や「weekly」。
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会社概要やサービスページ:ほとんど変わらないから「monthly」。
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規約ページ:ほぼ一生そのままなら「yearly」。
③ WordPressでのやり方
Yoast SEOは自動で設定してくれる(ブログ=weekly、固定ページ=monthlyとか)。
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まとめ
WordPressでサイトを運営するなら、サイトマップはSEOの基盤を固める重要なツールです。
XMLサイトマップを作成して検索エンジンに登録すれば、サイトのインデックス化が早まり、検索結果での露出が増えます。
さらに、HTMLサイトマップを追加すれば、ユーザーにとっても使いやすいサイトに仕上がります。
この記事で紹介したポイントをもう一度まとめると、
✅ サイトマップの必要性・・・検索エンジンにサイト構造を伝え、SEOを強化 ✅ 作成方法・・・プラグイン「 Yoast SEO」や「Google XML Sitemaps」で簡単にXMLサイトマップを生成 ✅ 登録手順・・・「 Google Search Console」や「Bing Webmaster Tools」に送信 ✅ *管理のコツ・・・定期更新とエラーチェックで効果を持続 |
これらを実践すれば、WordPressサイトのSEOが一段と向上し、訪問者にも検索エンジンにも愛されるサイトが作れます。
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