ホームページ・Webサイトを作成後に、Googleサーチコンソール(Search Console)の設定は、SEOやトラフィック分析に欠かせない重要な設定です。
その中でも「DNS設定」によるサイトの確認は、信頼性の高い方法として広く使われています。
この記事では、DNS設定方法の種類とそれぞれの具体的な手順について詳しく解説していきます。
1. サーチコンソールとは?DNS設定を選ぶ理由 2. DNS設定方法その1:DNS TXTレコードを使用する方法 3. DNS設定方法その2:CNAMEレコードを使用する方法 4. DNS設定時の注意点とトラブル対処法 5. まとめ:DNS設定で確実な所有権確認を! |
「サーチコンソール」とは?DNS設定を選ぶ理由
「サーチコンソール」とは・・・?
Googleが提供する無料のウェブ管理ツールで、ウェブサイトのパフォーマンスや検索エンジンとの連携状況を把握するための重要なツールです。特にSEO(検索エンジン最適化)に取り組むウェブサイト運営者にとっては欠かせない存在です。
Googの特定leサーチコンソールには以下のような機能があります。
• サイトの検索パフォーマンスの追跡
• インデックスステータスの確認
• SEOの改善点の特定
ちなみにGoogleサーチコンソールは、通称名で「サチコ」ともいわれています。
なんか親しみが湧いて可愛いですよね!
そして、「DNS設定」とは・・・?
DNSとは(Domain Name System)の略語です。DNS設定とは、ウェブサイトのドメイン名(例: google.com)とそのサーバー情報を関連付けるための仕組みを設定することを指します。これにより、ユーザーがドメイン名をブラウザに入力した際に、正しいサーバーにアクセスできるようになります。
この設定の中で「所有権の確認」は必須の手順です!
DNS設定における「所有権の確認」は、特定のドメイン名がその所有者または管理者によって適切に管理されていることを証明するプロセスです。
確認方法は次に紹介しますが、DNS設定を使用する理由は次の通りです。
• サーバーやウェブサイト構造に影響を与えない
• 信頼性が高く、一度設定すれば変更の必要がない
• サブドメインや他のプロパティも一括管理が可能
これより2つの設定方法をお伝えしますが、上級者様向けの設定方法になるので注意が必要です!
DNS設定方法①:DNS TXTレコードを使用する方法
最も一般的な方法が、TXTレコードを使った設定です。以下の手順で進めることができます。
ただしこの設定方法は、上級者様向けの設定方法となりますので注意が必要です!
もちづきネット屋デザインでは、ホームページ作成を依頼いただいた方には、オプションにて設定代行を行っております。自身では設定が難しいと感じる方や本業に専念したいからお願いしたいという方は、ぜひ設定代行もご利用くださいませ!詳しくはコチラでご紹介しております。
ドメイン業者 or レンタルサーバー業者どちらかを選択します。
(A) ドメイン登録業者のDNSサーバーを利用する
(B) レンタルサーバー業者のDNSサーバーを利用する
主なDNSレンタルサーバー各社が提供する公式マニュアルもぜひご参考になさってください。
✅お名前.comレンタルサーバー・DNS関連機能の設定:DNSレコード設定
《手順》
① サーチコンソールでプロパティを登録
サーチコンソールにアクセスし、ドメインを登録します。この際、ドメイン「プロパティ追加」を選択してください。
※サーチコンソールにログインするGoogleアカウントが必要となります。
②DNSプロバイダにログイン
あなたが利用しているDNS管理サービス(例:XSERVER、さくらレンタルサーバー)にログインします。
③ TXTレコードを追加
サーチコンソールが提示するTXTレコードをコピーし、DNS設定画面に貼り付けます。以下の情報が必要です:
• ホスト名:@または空欄(プロバイダによる)
• 種類:TXT
• 値:サーチコンソールが提供するコード
④設定を保存
保存後、反映されるまで数分~最大72時間かかることがあります。
➄サーチコンソールで確認
サーチコンソールに戻り、「確認」ボタンをクリックします。正しく設定されていれば、所有権が確認されます。
3. DNS設定方法②:CNAMEレコードを使用する方法
もう一つの方法は、CNAMEレコードを使用するものです。
TXTレコードがうまく動作しない場合や、特定のプロバイダで推奨される場合に利用します。
もちづきネット屋デザインでは、ホームページ作成を依頼いただいた方には、オプションにて設定代行を行っております。自身では設定が難しいと感じる方や本業に専念したいからお願いしたいという方は、ぜひ設定代行もご利用くださいませ!詳しくはコチラでご紹介しております。
《手順》
① プロパティ登録
手順はTXTレコードと同じく、ドメインプロパティを選択します。
②CNAMEレコード情報を取得
サーチコンソールが提示するCNAMEレコード情報をコピーします。
③ DNSプロバイダに設定
次の情報をDNS設定画面に追加します:
• ホスト名:サーチコンソールで指定されたホスト名
• 種類:CNAME
• 値:指定されたターゲットURL
④設定の保存と確認
設定を保存し、サーチコンソールで確認を行います。反映には時間がかかる場合があります。
4. DNS設定時の注意点とトラブル対処法
《注意点》
• プロバイダによるユーザーインターフェース(UI)の違い
DNS設定画面のインターフェースはプロバイダごとに異なるため、公式のサポートドキュメントを確認することが重要です。
インターネットサービスプロバイダ(ISP)やサーバーレンタルサービスプロバイダごとに提供されるユーザーインターフェース(UI)が異なります。
• 設定反映のタイムラグ
反映まで数時間かかることがあるため、すぐに確認結果が出ない場合でも焦らず待ちましょう。
《トラブル対処法》
1. 設定が正しくない場合
• ホスト名やレコードタイプの入力ミスを確認
• 必要に応じてプロバイダのサポートに連絡
2. 確認が失敗する場合
• 他の確認方法(HTMLファイルアップロードなど)を試して、一時的に所有権を確保
• 再度DNS設定を見直します。
詳しくは、各公式サポートにて確認しましょう。
5. まとめ:DNS設定で確実な所有権確認をしましょう!
サーチコンソールのDNS設定は、少し複雑に感じるかもしれませんが、手順をしっかり押さえることで自身で設定することもできます。
特に、長期的な運用を考えるとDNS設定は最も信頼性が高く便利な方法です!ぜひこの記事を参考に、確実な所有権確認を行ってみてください。
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